MacBookPro17インチ SSD換装
りんごの今のメイン機は MacBookPro17インチ
購入は2012年10月
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図体は大きいのだが、操作性は快適!
しかし、近年動きの遅いのは実感していた。
旦那さんの再三のお勧めもあってSSD化を決意した。
SSD換装(カンソウ)*換装:部品や装備を、性能の異なる他の部品や装備に取り換えること。
手順は以下
- TimeMachineでバックアップを取る
- HDDとSSDを付け替える
- SSDをフォーマットする
- SSDにmacOSをインストールする
- TimeMachineでバックアップを戻す
購入したSSD
SANDISK ウルトラ II SSD SDSSDHII-960G-J26
事前にやっておくこと
言うまでもなく、データのバックアップ
日頃よりTimeMachineのお世話になっているので、この度もTimeMachineにお任せ
HD→SSD交換作業
HD取り外し
Macを裏返し、ネジを順番に外す
(注)ネジは10箇所、長さ&形が異なるので外した場所がしっかりわかるようにしておく
HDを外したところ、「Macの中身はいつ見ても芸術的に美しい」
前回Macを開けたのは購入直後メモリーを増設したとき 当時も同じセリフを呟いていた
■関連記事■りんごブログ MacBookPro セットアップ1:メモリー増設
取り外したHD
SSD取り付け
付属のスペーサーを取り付け、HDの枠にはめる。
裏蓋をはめ、ネジを閉めて完了
再起動(新たな目覚め)
OSのインストール
まずは、電源投入
回転する地球儀が表示されたらキーを放す。
Mac と互換性のある最新のバージョンの macOS にアップグレードされます。
▶︎参照:macOS 復元から起動する:https://support.apple.com/ja-jp/HT204904
あらかじめ登録して置いたMacBookProのシリアル番号から最適OSを判断し、インターネット経由でインストールされる。(ディスクも、USBもライセンスIDも必要ない。)
データ復元
TimeMachine用HDを接続、最新のバックアップを選択して、あとはお任せ。
所用時間4時間と表示されたので、りんごは眠りにつく。
SSD の TRIM 有効化
復元が無事完了し目覚めたMac、しかし最後の難関が
(この出来事はりんごが夢の中にいるうちに旦那さまが乗り越えた話)
TRIM とは
SSD のパフォーマンス低下を防ぐ機能。
SSD で使用されている フラッシュメモリーは上書きできないという性質があり、その為すでにデータの存在する領域へ新しくデータを上書きするためには、既存のデータを読み出し、一旦違う領域にコピーし書き込み領域を消去した後、コピーしたデータへ書き換える必要がある。
TRIM とは、OS が事前に削除可能な領域を SSD へ通知することにより、あらかじめ SSD が削除を実行し、書き込み可能領域を確保しておくことで、データアクセスのパフォーマンス低下を防ぐための機能。
SSDのTrim有効化について
このTRIMを有効にするにはOSとSSDがどちらも対応している必要があり、MacではSSDを搭載しているモデルならTRIMを自動でサポートしている。Apple純正のSSDを利用する場合は、TRIMは有効になっている為特に何もせずにOK。しかしサードパーティ製のSSDに換装した場合などは、TRIMコマンドがOFFになってしまう為手動でTRIMを有効にする必要がある。
OS X Yosemite 10.10.4より前のバージョンでは、Apple純正のSSD以外では「Trim Enabler」というサードパーティ製ツールを使用する方法が一般的だったが、10.10.4以降(Yosemiteの途中から。El Capitanも含む)ではApplele純正の「trimforce」コマンドを使用してTRIMを有効化することが可能になった。
サードパーティ製SSDのTrimを有効化する方法
「trimforce」コマンドを使用
「sudo trimforce enable」を入力
”Trimを有効化することでデータをロストしたり破損したりする危険性がある”という趣旨の警告文が表示される
「y」を入力
再度
「y」を入力
自動的に再起動する(再起動するまで1〜2分ほどかかる)
*旦那さんの話によると、有効になるまでかなり時間がかかったらしい。
『失敗したかと思ったけど、暫くほおって置いたら、いつのまにかできていたよ〜』とのこと
Trim有効化の確認
メニューバーのAppleマーク>このMacについて > システムレポート をクリック
> ハードウェア > SATA/SATA Express を開き
TRIMサポート:「はい」
になっていることを確認
結果
絶大な効果を実感
システム起動は勿論、各種アプリケーションの起動&終了にかかる時間は体感で1/10
タイピングへの反応も格段に向上
「Touch Bar」 搭載のこの頃の機種も気になるが、
まだまだ手放せないMacBookPro17インチだ。