WordPress gooブログからのお引越し全容 ワイルドカードを利用した画像リンクの一括修正
WordPressへ記事のお引っ越し
さあ、いよいよ作業は架橋へ。記事の引っ越し、「うまくいけよ」と祈る!
ブログのテキストデータ内画像リンクの修正
今回の引っ越し作業、最大の難関がやってきた。この作業が大変で引っ越しを断念したり、相当の時間を費やしてリンク修正をやり遂げたりとHPにはいろんな記事があった。りんごもこの引っ越しに思い切るまでに数々のサイトを巡って諸々の奮闘ぶりを閲覧した。実は、引っ越しを思い立った時点ではなんとか楽な策があるはずと思いながら「よしゃ、これでいこう」という方法には巡り合っていなかった。そのうちいい方法が見つかるに違いない、なんとかなるだろうと作業を開始した。合間にあれこれ検索してはいたが、目指す「楽な」方法は見つからずにいた。ついにここまできてしまった、もう後戻りはできない(したくない)。
<現在の状況>
エクスポートしたテキストデータ
<p>暮れゆく2006年<br />
とても優しい夕焼けでした。夜景になっても穏やかな時間が流れています。色々いろいろあった1年ですが、幸せ感をかみしめながら、暮れていきました。<br />
<img src=”http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/cd/c39dc75d48f3c043dffc05724ed61f5d.jpg” border=”0″ title=”1231yuuyake_5″ alt=”1231yuuyake_5″ /></p><p>明けた2007年<br />
曇り空です、昨晩ネット三昧だったので夜更かしが明け方まで続き、初日の出は遠い時間に起きてしまいました。はたしてどんな年になるのでしょうか?楽しみです。<br />
<img src=”http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/36/450d8c4246c44e67569a1bde86138c57.jpg” border=”0″ title=”0101ganntann_1″ alt=”0101ganntann_1″ /></p>
これをWordPressに移して画像が表示されるようにするためには、画像ファイルへのリンクをWordPress用に修正する必要がある、これが大仕事。「こまめに手作業で」と記載されているサイトが多いが2,000近くあるリンク箇所を手動で修正する気にはなれない。「こうすればできるよ」と教えてくれるサイトを探したがピタッとくる内容を見つけることができずに2〜3日を費やした。仕方ない自力で考えよう!
src=”http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/cd/c39dc75d48f3c043dffc05724ed61f5d.jpg”
src=”http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/36/450d8c4246c44e67569a1bde86138c57.jpg”
青い部分:全てのファイルに共通
赤い部分:ランダムな数字と英字の組み合わせ
緑の部分:ダウンロードした画像ファイルの名前
<WordPrssの画像ファイルへのリンク>
src=”https://appli.red/rinngodiary/wp-content/uploads/rinngo_image/c39dc75d48f3c043dffc05724ed61f5d.jpg”
src=”https://appli.red/rinngodiary/wp-content/uploads/rinngo_image/450d8c4246c44e67569a1bde86138c57.jpg
青い部分:全てのファイルに共通
緑の部分:ダウンロードした画像ファイルの名前
つまり
<gooブログ>青い部分+赤い部分
↓
<WordPress>青い部分
に置き換われはOK
ということで、ワイルドカードを利用した置換機能でできると踏んだ、使用したのはDreamWeaverの置換機能。
エキスポートし解凍したテキストファイルをDreamWeaverで開く。
メニューバー>検索>現在の文書内で置換 をクリック。
ウィンドウの下部に検索ウィンドウが開かれる、まず、検索文字の左にあるボタンをクリックして、出てきたウィンドウから「正規表現を使用」を選択
次に検索と置換のウィンドウ内に以下を入力し[全て置換]をクリック
置換:https://appli.red/rinngodiary/wp-content/uploads/rinngo_image/
*赤い箇所が任意の部分、これで数字と英字が混ざったランダムな記載を選択する。
*rinngo_image が今回画像ファイルを格納したフォルダ名
Wordなら「Shift-jis」形式のテキストも読み込めますし、ワイルドカードを使用した検索置換も可能です。*検索のオプションで、「ワイルドカードを使用する」にチェックを入れてください。
*Wordで検索置換する場合はワイルドカード部分を「/??/??/」としてください。
<入力例>
検索:http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/??/??/
置換:https://appli.red/rinngodiary/wp-content/uploads/rinngo_image/
ブログの内部リンク(ブログ内の別の投稿へのリンク)の修正
他の修正リンクに付いて、一応「goo」で検索してその他の修正が必要な箇所を調べた、主にはブログ内の他の投稿へのリンク、 「http://blog.goo.ne.jp/rinngodiary」で検索、結果は8箇所となったので一括置換は行わず引っ越し後に手動で修正することにした。(その方が確実と判断したため)
テキストデータファイルをUTF-8へ変換
エクスポートされたテキストはエンコードが「Shift-jis」のためそのままWordPressにインポートできない。のでエンコード指定で「UTF-8に」変更して保存。
この作業もDreamWeaverで完了
テキストデータファイルの分割
WordPressに記事をインポートする際に「Import Movable Type or TypePad」というプラグインを使用するのだけれど、その時のインポートファイルのサイズに2MBまでという制限がある。txtファイルが2MBを超える場合は2MB未満になるように記事を分割して保存が必要だ。
(りんごの場合はギリギリセーフだったのでこの作業は割愛)
この作業もDreamWeaverがお勧め。
これで一応テキストファイルの準備は完了。
WordPressの環境を準備
インポート前にWordPress側の環境を準備。
・基本設定
・カテゴリー作成
基本設定:WordPressアドレス&サイトアドレスを変更
(インポートには関係ないけど新規投稿する前には変更したいので忘れないうちに)
カテゴリー作成:gooブログと同じカテゴリーを作成(記事が0個のカテゴリーは作成不要)
WordPressへ記事のインポート
そして、遂にやってきたこの時。全ての記事のインポート、本当にうまく行くのか半信半疑。まずは手助けしてくれるプラグイン「Movable Type and TypePad」をインストールし、有効化する。
ツール>インポート 開いて Movable Type and TypePad の [インポートの実行] をクリック。
[ファイル選択] をクリックし、URL置換とUTFに変更済みのファイルを選択する。
[ファイルをアップロードしてインポート]をクリック。
投稿者の割り当てを確認して実行
インポートが始まる。
ちなみにこの1行づつ表示される「・・・のインポート中」の表示は「完了」とかにはならなかった、一番下に「完了しました」の文字が表示された。
完了後、ドキドキしながら、「appli.red/rinngodiary/」を開いてみる。おお、おおおお、おお〜!!、ちゃんと写真が表示されている。
カテゴリーもアーカイブも完璧だ!
できた!本当にできた! 終わった〜〜〜
ああ、長かったけれどすっごく報われた気分だ。
ルンルンって感じ。
試される方は自己責任で、ファイルは必ずコピーをとってから実行してくださいね。