夜勤終わって、いつものように帰り道、駅への急ぎ道、橋を渡りきり、横断歩道を(勿論青信号で)渡り終えようとした瞬間、横から体をバーンとすくわれて、ドサッと地面に落ちたのです(私のからだが、)え!とおもいましたが。あー車に飛ばされたのね!とほどなく理解しまいた。
気を失うことはなく、すぐ状況は把握できたのですが、体は地面にへばりついたまま、動きませんでした。落ちたとき打ったお尻と頭が痛い。しばらくは手足がジーンとしびれていました。そのうち、車に乗っていた人等に囲まれて、大丈夫ですか? 「大丈夫です。」とのやりとり、でも体は動かない。かたわらで、運転手らしきおじさんが、あちこち電話していました。私をとばした車は軽トラとのこと、ところがその会話のなかで「50歳くらの女の人です」と私を説明していました。これを聞いてて、起き上がれないけど起き上がってにらみつけてやろうかしらと心のなかで泣いてました。ひどい (悔涙
降りしきる雪の中、救急車が到着、サイレンの鳴(私のためのサイレン!よね、不思議な気分だわ)。ただ、救急車にのせられてから、20分立ち往生、あいにくの雪で事故が多いのでしょうね、どこの救急病院も満杯で断り続けられ、行き先定まらず。(まあ、いいんだけど、急いでないし。)北のはずれから、西の彼方まで、いろんな病院名が飛び交って、最終的に市街の極近い病院に搬送されました。(よかった。)、救急車の中で息子に電話、「事故にあって、今、救急車に乗ってるの」「かあさんが?大丈夫」「大丈夫」「命にべつじょうは?」「ない」「後遺症は?」「まだわからない」ここまでくると漫才です。(笑ってる場合ではないが)帰りが遅くなる又は今日は帰れないかも、と告げ、とりあえず明日の朝ご飯とお弁当をどうするかの打ち合わせだけして(これが最重要なのよね)電話をきりました。
病院について、看護婦さん一人とドクター一人に迎えられ、頭をひと針ほど縫ってくれて、レントゲンと、CTととお決まりのコースを巡りました(技師さんは若い女の子だった)。 私は医療畑で働いていました。専門は臨床検査ですが、X線部門の手伝いもよくしていたので、ストレチャー押したり、患者さんをレントゲン台にのせたり、CTの台にくくりつけたりをよくしていました。ストレッチャーにのせられ、反対の立場になるのは初めてで、こうも視点が違うのかと時々薄目あけながら不思議な景色を眺めていました。(やれやれ、しない方がいい経験ですが)。検査の結果はおかげさまで、内部に異常はなく、痛いながらもよたよたと歩けましたし。入院も免れその日のうちには帰宅することができました。 (つづく)
コメント
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久しぶりにりんごさんの日記を読んで、ビックリです。
大丈夫ですか?
日記の内容を読んで、酷くないのかな?と思いながら、でも後からくるとかって話もありますから、無理しないように気をつけて下さいね。
でも、電話をしてたおっちゃん酷いですよね~。
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でしょ、でしょ、おちゃんの一言、体より心が傷ついたわ!仕方ないか、女子高生には見えないものね。
コメントありがとうね、またお茶しようね!