虹と心のシャッター

買い物に行ったスーパーの駐車場で虹を見た。大きなアーチを描いた完璧な虹だった。スーバーの出口でおばあちゃん&お母さん&小さな男の子が一緒に眺めていた、思わず「綺麗ですね」とどちらかともなく声をかけた。誰かと気分を共有せずにはいられないほど綺麗だった。
だが、残念なことが、よりによってスマフォを家に忘れてきた。悲しい性だと思うが『写真にとってインスタに挙げないと価値が半減する』みたいな気分に襲われる、明らかにSNSづけ病だ。
仕方がない、心のシャッターを切ろう

—-「心のシャッター」について—-
もうだいぶ前、広島市中区の江波山公園に夜桜を見に行った。目的は「ヒロシマエバヤマザクラ」、満開の姿は圧巻だった。桜の木の袂に座って桜を見上げている若いカップル(学生さんぽかった)がいて、彼らの会話が耳に入ってきた、彼女の方が携帯カメラで桜を一生懸命に撮影しながら、「なかなか上手く撮れない」と(見た目の迫力を写真にするもは難しいくらいの桜だった)、そのとき彼が放った一言「ばかだな、心のシャッターを切ればいいんだよ」それ以来「心のシャッター」は私と旦那さんの必須アイテムになった。

 

えばやまざくら – 江波山気象館

えばやまざくら」とは、広島市中区江波にある江波山公園に咲く山桜の大木です。
昔から地元の人々たちのあいだでは「変わったさくらがある」と言われていましたが、平成6年4月
京都の桜守である、第16代佐野藤右衛門(さの とうえもん)氏による鑑定の結果、非常に特異な
花で、過去の文献にもなく、全国でも類を見ない珍しい品種であることがわかり、「ヒロシマ エバヤマ
ザクラ」と命名されました。

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